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先月28日埼玉方面にて雹(ひょう)被害に遭われた方へ

当店にもここ数日先日埼玉で雹被害に遭われた方からのお問い合わせをいただいていますがご参考までにこのブログにて昨年の5月の雹害時に書き込みさせていただいた内容をそのまま引用して再度書き込みいたします。
被害に遭われてからどのように対処すれば良いか少しでもお役に立てれば幸いです。

では以下文章はそのまま引用です・・・

引き続き15日の雹による被害のお問い合わせが続いています。メールでもたくさんいただいているのですが順次仕事の合間に回答している状況なので返信が遅くなってしまう可能性もあります。
そこでひと通りの修理するまでの流れを簡単にご説明させていただきますので参考にしてください。

1.被害状況を簡単に把握してください・・・ルーフ、ボンネット、(アルミの場合はその旨も)トランク、各ドア、各フェンダーにおよそ何個程度か。

2.車両保険に加入しているか、またその保険の内容が雹害に対して有効か(等級据え置きの場合も多いです)・・・同じ車両保険でも種類は様々です、必ず証券を用意して保険会社に確認をしてください(雹害に対応していない場合もあります)

3.保険を利用するしないにかかわらず問題はその修理方法です。被害の程度が軽ければデントリペアのみで対応出来ることもありますが被害の程度にかかわらずルーフまでも交換、と言われてしまう場合も多々あります。
お客様自身が保険を使って直すのだからちゃんと直れば良い、というのであればルーフ(屋根)も含めお任せしてしまうのも有り・・・かもしれません。

4.修理期間中の代車・・・ですが基本的に代車の費用は保険会社で認めていないのが現状です(代車特約というのがあればOKです)。しかしお仕事で車を使っている方はさすがに代車がないと厳しいでしょう。
通常は購入先や修理工場等がサービスとして代車を貸し出す場合がほとんどなのでいつから入庫するか、等は代車の使用状況に影響されるかもしれません。(へこみが劣化することは基本的にありませんから少し余裕を持って入庫するのも一つの手ですね)

修理方法ですが出来ればルーフだけは交換せずに(交換するということは切り取る、ということです)デントリペアで直るのであればデントリペアで修復したほうが後々の下取り査定や剛性の確保、と言う点では得策であると言えます。
もちろんデントリペアも万能ではありません。道具の入らない場所は完全修復に至らず跡を残してしまうこともあります。しかしそれを差し引いても切り取る・・・よりは遥かに車にとっては優しい選択と思います。

デントリペアが非常に難しくどこでも対応していないのは技術が難しいこともありますが、被害状況を実際に技術者が見ないとどこまで修復出来るか判断のつけようがないからなんです。
絶対的に作業者が不足していることもあります。

今回の雹で多くの方が愛車の被害に悩まれていることと思います。当店でリペアした方も洗車したらみつかった(T_T) という方もいらっしゃいます。
まずはお近くの・・・でなくてもよいと思います。デントリペアショップに被害状況を見せてそこでデントリペアだけでいけるのか、またデントリペアと交換、板金を併用していくのが良いか?などご相談されるのが良いと思います。
(ディーラーさんでも柔軟な対応をしてくれる所も増えているようです)

どんな修復方法でも100%完全はあり得ません・・・やはり新車の状態にはかなわないのです。ただ修復に携わる人間はよりその新車の状態に出来るだけ近づけるべく日々努力しています。
保険を使うにしても、また保険を使わず実費で直すにしてもかなり高額な修理になることは否めません。
少し時間と労力を使ってでも納得のいく結果が得られるよう色々な所(購入先はもちろん、板金工場その他)に相談されるのも大切なことと思います。

全ては今までのように楽しいカーライフを過ごせるために・・・

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